電話がかかってきた その2

うちは日本語放送が見られるJSTVという衛星放送をつけていますが、
なんだか最近映らない。
というわけで修理を頼みました(もちろんJSTVの窓口は日本人)。
日時については代理店から連絡しますと言われ、
かかってきた電話がこれまたフランス語。
しかたないので知ってる単語を洗い出す。
「JSTV」「サテリト?(衛星)」「ランデブー?(会う約束)」
どうやらJSTVらしい。
こんなときランデブーなんて単語であってるか怪しいが、
とにかくアポを取らなければならないから、まあいいのだ。
そうしたら「ドゥ メ」と相手が言う。
「ドゥ メ」って何だ?
ドゥは2で、メは確か5月。
5月2日って言ってるのか!
5月2日ってドゥ メって言うのか!!
ヒマだったのでOKと言う。
そしてお決まりの「マタン?アプレミディ?」は「アプレミディ」だそうだ。
今度は「エタージュ」と言っている。
どうやらアパートの階を聞いているようだった。
うちは一軒家なので「ユヌ メゾン」と言ってみる。
すると「ああ、○○ね」と通じたようだが、
この一軒家という単語、何度聞いても覚えられない。
それから入るときはどうしたらいいかを聞いていたようだが、
門外のベルを押してくれというというのがなかなか通じず、
まあいいかとお茶を濁した。

そうしたら夕方、今度は代理店の日本人窓口の
マダムHから電話。
「マダムM(さっき電話してきたフランス人のことらしい)から
5月2日の午後お宅に伺うと聞いていますが、大丈夫ですか?」
要は確認電話だった。
確認するくらいならおまえが電話してこーーーいと喉まで出かかったが、
おおお、なんと私の電話は合っていたようだった。
最後に話が通じなかった部分は
入るのに何か暗証番号がいるか?その番号は?と聞いていたらしかった。
うちはそんなのないからベルを鳴らしてねと言っておいた。