エーゲ海を見に

朝の遅い我が家はドライブの日も変わらない。
レストランでお弁当をもらって出発。
エーゲ海で泳ぐつもりだったので水着持参、
ついでにホテルで貸し出しているビーチタオルもこっそり持参。
(これが後でこんなに役立つとはそのときはつゆ知らず)
ミネラルウォーターの大きなボトルも2本持参。

レンタカーのお兄ちゃんにポイントを教えてもらう。
同じ島内にあるアポストリというところを目指すことにした。
ところがここは田舎、おまけに標識はギリシャ語。
途中までは順調に行けたが、重要な分岐点で間違える。
途中で気がつき戻って、どうにか目指す地へ。
山を一つ越えて海にやってきた。



そこはなんとなく西伊豆に似た町並み。
ここを「ギリシャの石部(西伊豆にある地名)」と名づけよう!
石部にもここを紹介したら、「東洋のアポストリ」と名乗ってくれるかしらん?



アポストリは小さな海水浴場だったが、砂浜で、
海水浴客がすでに何組もいた。
着いたのが昼だったので、まず腹ごしらえ。
目の前のカフェに入り、食事が作れないと言うので、
そこで持参したお弁当を食べる(日本人的だ~)。
お弁当の中身はパン、チキン、きゅうりサラダ、ゆで卵、りんご、ミネラルウォーター。
けっこう役立った。(特にミネラルウォーター)
食事の後、さっそく海へ。
車を直接砂浜に停め、着替えて海に入る。
先ほどまでいた海水浴客は昼寝なのかほとんどいなくなった。
かなりの暑さなのだ。

しばらく泳いでから再び車へ。
まだ時間も早かったので、もう一つ教えてもらったポイントの、
島の南端で「エーゲ海の夕日」を見ようという試み。
これが間違いだった。
山道続きで道はグネグネと曲がり、
お世辞にも乗り心地がいいと言えない車で
酔わないはずがない。
その運命にあったのがかわいそうな馨。
結局車内で3回も吐いてしまい、やむなく引き返すことに。
(先ほどのビーチタオルは車内掃除に使わせていただいた)