成績表

ゆりちゃんも馨も成績表をもらってきた。
現地幼稚園に通っているまわりの友人に聞く限り、
幼稚園で成績表をもらってくるところは他に聞かない。
うちの幼稚園は教育熱心なのかもしれない。

A4版の大きめな成績表には、
集団生活、作業の進め方、言葉、算数の基礎、音楽、美術など、
細かく項目が分かれている。
そしてそれぞれがさらに細かい評価項目に分かれており、
むしろ単元ごとに評価がついていると言った方がわかりやすいかもしれない。
たとえばゆりちゃんの場合、
「自分の名前が活字体で書けるか」
「自分の名前が筆記体で書けるか」
がそれぞれ一項目ずつ独立しているのだ。

また評価項目は年長、年中、年少で違い、
ぱっと見た感じ、やはり年が上がるにしたがって
要求されることが厳しくなっているように思う。
だって年少の馨の成績表には、
「しゃべるか」という項目があるのだ!
その下に「フランス語をしゃべるか」という項目が別にある。

成績は半年に一回出される。
今回のは前期の分。
一年の終わりにもう一度もらってくる。
馨はまだ先が長いので心配していない
(それに思ったより彼の成績はよかったのだ。
やっぱり先生との相性もかなり成績に影響しているような…)が、
ゆりちゃんの場合、やはり言葉の分野では
しゃべる項目の評価が悪い。
(書く項目はまあまあできている)
後期でよくなかった項目の評価がそれなりにあがらないと、
また小学校にあがるあがらないの問題に発展しそうだ。

   
右側の欄に「+」が書かれているのが分かりますか?
一番右がもっともよい評価。
評価は「よくできている」
「習得している途中」
「まったくできない」の三評価です。
右半分は後期の評価欄です。