入園

9月から馨も幼稚園に通うことになった。
フランスでは入学式がないと聞いていたが、
初日から全く普段どおり。
強いていつもと違うところをあげれば、
パパママ同伴で来る人が多くて混んでいた、ということくらい。
子供たちは普段着だし、緊張感はまるでなし。

馨は給食を食べられるように手続きしてあったけど、
(「給食の更新」を参照のこと)
初めての集団生活なのにいきなり初日から
8:30~16:30はきつかろうと思って、
第一週だけ昼ご飯は自宅で食べることにした。
11:30にお迎え、13:30に再び幼稚園に連れて行く。
2時間もあるからご飯食べてひと遊びしてから行けるかなと思ったが、
相手は子供、行き帰りは歩くのが遅いし、
すばやくご飯を食べられるわけではなし。
あわただしく連れて行く時間になってしまった。
連れて行ってみると、午後の登園に来た年少さんは15人ほど。
全部で90人くらいいる年少さんの8割は
初日から給食を食べて、長時間集団生活をしていたのだ。
いくら入園前からギャルドリーなどで集団生活慣れしているとはいえ、
これにはちょっと驚いた。

また、事前の入園説明会(6月にあった)で、
入園の際の持ち物を指示されていた。
日本的感覚で言えば、当然初日に揃えていくだろう。
ところがそんな親は皆無!
みんなだらだらと持ってくる。
初日にもらった連絡帳にも持ち物のことがまた書いてある。
だって前に言ったじゃん!あんなに前に!
と思ったが、みんな忘れてしまうのか?

またゆりちゃん入園時に学校保険に入るように言われたので、
今回ゆりちゃんの保険を更新する際に
一緒に馨も保険に入っておいた。
きっとフランスではみんな当然のごとく入っているんだろうと思っていたら、
入園後に保険会社のチラシが配られた。
なんだ、みんなこれ見てから入るのか。
まあ入園初日に怪我することだってありえるんだから、
初日から保険でカバーされている方がいいよね。
でもこんないいかげんでいいのか?

私が体調を崩したせいで、
入園二日目から給食を食べることになった馨だが、
こちらの心配をよそに「全部食べた。おいしかった」のだそうだ。