入学

9月末に予告どおり入学許可が届いた。
しかしまだベビーシッター見つからず。
最初の一週間は棒に振った。

ところがこの一週間で劇的な展開があり、
なんとベビーシッターが見つかったのだ。
しかも、一度はベビーシッターを変えるはめになるも、
無事新しいベビーシッターも確保!
思いがけず二週目から晴れてフランス語学校スタート。

指定された場所に行ってみると、
学校というよりカルチャーセンターに毛の生えた感じだった。
生徒らしき人が10人余り、先生らしき人が二人、
外でたむろしている。
もう授業は始まっていたのではなかったか?
いかにも今日がスタートですという風景。

部屋に落ち着き、「フランス語で」自己紹介(やっぱり今日がスタート?)。
ABCから始めるんじゃなくて、いきなり自己紹介かー。
こういうことを言うんですよ、的なことは教えてくれたが、
フランス語を全く知らなかったらかなりシビアなんじゃないか。
顔ぶれを見ると、半分が東欧系。
私もそうだったように、スタートする日はその人の都合によってばらばらのようで、
日によって顔ぶれが半分くらい違ったりする。
それでも半分は東欧系という割合は変わらないのだから、
かなり多いと思う。
あとは南米、アジアが少し。
アフリカからは意外にも(今のところは)一人だけ。

クラスはどうやら一つか二つしかないようで、
当然生徒のレベルもばらばら。
東欧系の人は母国語がフランス語と似ているのか、
私から見るとかなりしゃべれる。
体で覚えた、という感じ。
何度か授業をした上で生徒のレベルを考え、
クラスを調整した。
私も一度入ったクラスがあまりに高度すぎてついていけず、
クラスを変えてもらった。

先生は授業中オールフランス語。
しゃべっていることは半分も分からない。
英語、スペイン語はわかるようなので、
文法や単語の説明をするときは
英語、スペイン語の単語も交えるが、
それは例外的。
でも一番わからなかった発音が
生で聞けるのはいい。
テキストは一応あって、
それに沿って進めていくようだけど、
学校での授業はきっかけかな、
後は自分で覚えていかなくちゃいけないのねと思った。