サマータイム

またやってしまった。

だんだん日が長くなってきて、
最近では日が暮れるのが夜7時過ぎ。
オランダでは夏になると11時過ぎまで明るかったそうだが、
フランスではどれくらいまで明るくなるのだろう?
と考えていてふと思った。
「そろそろサマータイム?」
時は3月25日夕方。

まずはテレビをつけてあちこち変えてみるが、
時間が出ているところがない。
次はインターネットをつないでみたが、
あいにく時計が出ているページがない。
手元のガイドブックには
「3月最終週の日曜日午前1時に2時に時計を進める」
とある。
これが正しければ、もうすでに一時間進んでいるはずなのだ。
なのにわからない。
明日は平日、ダンナは会社、ゆりちゃんは幼稚園だ。
サマータイムを忘れていたら、大遅刻だ。

結局JSTVをつけてわかったのだと言う(ダンナ談)。
よくよく見てみると、ビデオデッキの時計がきちんと1時間進んでいる。
まだ9時かと思っていたら、もう10時だったのだ!!
慌てて子供たちを寝かせる。

実はオランダにいたときにサマータイムの終了を経験しているが、
そのときも同じ事をしたのだった。
「今日で終わり?ほんとに終わり?」と言っても私もダンナも分からず、
よっぽど同僚に電話をかけて聞いてみようかと思ったくらいだが、
間違えていても、いつもより早くがらんとしたオフィスに着くだけだからいいか、と
気にしなかったのだった。

サマータイムになって、
朝は真っ暗に逆戻り、夜は8時でも明るくなった。
子供たちに「寝る時間だよ」と言ってもぴんと来ないらしい。