お気に入りのスーパー

フランスのスーパーといえば、
日本にも進出しているcarrefourカルフール、
またはパリに来た人は一度はお世話になっているであろう
monoprixモノプリあたりが有名でしょうが、
我が家の徒歩圏には残念ながらどちらもありません。
カルフールは大型店舗を郊外に構えていることが多いので、
車で乗りつけて重たい商品(水やらオムツやら)を買い込むのが常。
雑貨や常温保存できる食料品はまとめ買いが出来ますが、
生鮮品はあまり買いだめしたくないので、
どうしても近所のスーパーに通うことになります。
ところがスーパーによってカラーが全然違うのです。
また同じチェーンのスーパーでも支店によって品揃えが違ったりします。
そこで私の行きつけをご紹介。

franprixフランプリ

フランスに来てからもっともお世話になってるスーパー。
狭いし商品の陳列の仕方も問屋みたいで、
日本に住んでいたときの近所のスーパー「ダイシン」に激似なので
「フランスダイシン」と我が家で命名された。
しかしこのスーパー、野菜果物が新鮮。
あまり変わったものは買えないが、
わざわざマルシェに行かずとも事足りることが多い。
ゆりちゃんはバナナはこの店のしか食べない。
また、客自身による量り売りが主なフランスにあって、
ここは客が量らずレジで量ってくれる貴重な店。
同じフランプリでも違う店では客が自分で量って
値段シールを貼らなければならない。
それ以外はどうってことない、というより、
はっきりいって品揃えは少ない。
ここ以外のスーパーを知らなかった間は
スーパーの品揃えの基準がここにあったので、
ちょっと大きなスーパーに行って
あまりの品揃えの違いに驚いたことがあった。
支払い時、カルトブルー(フランス国内専用クレジットカード)の場合は
15ユーロから使える。
レジの人が野菜の名前が分からず、
「これは何?」と聞かれたことが数回ある。
(しかも一回はキャベツ…)
日曜午前中もやっている。貴重!

SHOPIショピ

マルシェの目の前にあるスーパーなので、
マルシェ帰りによく利用する。
ここも小さいが、特筆すべきは
香辛料の類を多く揃えていること、
ゆりちゃんたちが大好きなドゥワップ(菓子パンの名前)の
チョコレートクリーム入りがあること、
お惣菜が多いことなど。
またレジの人が親切、
カルトブルーがけっこう低額から使えるなどもある。
(いくらから使えるのか、店内をいろいろ探したが
どこにも表示がない)
しかしこの店は昼休みを取る!
1時30分から3時30分まで閉店。
スーパーが昼休みを取るなんてショックだった。

championシャンピオン

行きつけの中ではもっとも大きいスーパー。
大きいだけに品揃えも豊富。
特に肉類は部位もいろいろある。
幼稚園から近いので、送り迎えの途中に寄れる。
欠点はカルトブルー利用の最低金額が23ユーロくらいからと
ちょっとお高いことなのだ。
これだけ買うとけっこうな量&重さになるので、
持って帰るのに一苦労。
もちろん昼休みも取る。
というわけで、ここに来るのは
たくさん買うと分かっているときだけ。



さて、郊外の大型店舗はどうなってるか、と言うと、
うちが時々行く某所のカルフールを例に取ると、
広大な敷地(たいてい平屋)に食料品はもちろん、
洗剤やオムツなどの雑貨、化粧品、衣料品、園芸用品、
はては家電、本や文房具、CDやビデオ、おもちゃまで揃う。
旅行代理店もあるし、携帯電話も買える。
水だけ買いにきたつもりがいつの間にかカートが山盛り、
ということもままある。
食料品に関しては、
肉屋、魚屋なども専門コーナーを店内に持ち、
出張マルシェのように目の前でさばいてくれたりする。
もちろんチーズ屋、お惣菜屋なんかも揃う。
でも広すぎてどこに何があるか見つけるまで時間がかかる。
店が広い分、人も多いので、当然レジも混む。
しかも閉まっているレジが多いし、
買い物10個以下の人しか並べないレジもあり、
並べるレジを探すのにまたまたひと手間かかる。