引越しの見積もり

家が決まった安心感があったのと連休が多くて旅行していたのとで
しばらく家のことはほったらかしだった。
気がついたら夏休み。
そろそろ引越しの手配をしなければまずい。
引越し業者は日本からフランスに来たときと同じ業者を
会社側から指定されたので、
そちらに電話。
引越しの見積もりと予約をお願いすると、
「えっ、もう予約もしてしまっていいんですか?」と驚かれる。
普通は何社か見積もりを取って比べるらしい。

見積もりはすぐ予約が取れた。
さっそく家の中をチェックする。
一通りの推定量を出した後、
もう引越しの日程を決める。
「引越しには3日みてください」と言う。
ええ~~~、3日?
なんでそんなにかかるの?
うちは荷物が多いんだそうだ。
まあ日本から来るときも二日かかったもんな。
今回は家具も総移動だからそれくらいかかってもしょうがないか。
ダンナがいる日がいいので、8月の最終週の週末を希望したら、
「フランスなので週末はやっていません…」と申し訳なさそうなお返事。
ああ、そうか。またか。
すぐ手前の水、木、金にする。

引越しするにあたって一つ心配だったのが
家具が新しい家に入るかどうかということ。
今までの家は天井が高かったので
家具の背の高さをあまり気にしなかった。
今度の家はちょっと天井が低め。
(といっても前の家と比較して、ということ。
やっぱり日本よりは高いです)
家具が全て入りきるかも分からなかったので、
メジャー持参でもう一度見学させて欲しい旨伝える。
今度は不動産屋さんの同伴なし。
持ち主は明日からバカンスということで
準備におおわらわ。
肝心の家具のスペースチェックはダンナに任せ、
子供は子供同士遊び、私は奥さんとおしゃべり。
イタリアに行くにあたって言葉がとても心配らしい。
私がフランスに来てどうやって言葉を覚えたか、など
いろいろ聞かれる。
同じラテン系の言葉でも心配なのは同じなのね。
ちょっと安心してしまう。

結局家具全てを入れることはできないので、
タンス2さお、机2脚は会社倉庫へ。
まさか引っ越すなんて思ってもみなかったからなあ。
買うときそんなことを考えて買ってない。